大上メソッド(手当て)とは、大上徒手医学研究所の大上詞史先生が考案されたものです。
その人の体が求めるポイントに手を当てていく、まさしく手当てによる施術です。
症状を追いかけて治すではなく、症状が治る体(自分自身が持っている自然治癒力が最大限に働く体)に戻していくためのものです。
こう言葉で聞くと、少し怪しく感じるかもしれませんが、少しずつ紐解いていきますので、ゆっくり読み進めてくださいね。
日常生活を過ごしていると、必ず疲労やストレスが体に蓄積します。
その疲労やストレスを緩和するために、体は捻れを作ります。僕はこれを緩和の捻れと呼んでいます。
お腹が痛い時に、無意識に背中を丸めてお腹の痛みを和らげようとしますよね。
まさにこれが、緩和の捻れです。
最近は、多くの人が仕事が忙しかったり、家事や育児でバタバタしていて、なかなかゆっくり休んだり、自分の時間を持つことができません。
そうなると、捻れた体の上に新たな疲労やストレスが乗っかかります。
すると、タオルをきつく絞ったように、捻れた体をさらに捻ることになってしまいます。
体が不自然に捻じられると、体はゆがみ崩れてしまいます。
そうならないために、捻じられる力を打ち消すために反対側に引っ張り返します。
綱引きのイメージをしてもらうとわかりやすいです。
疲労やストレスが一時的なものなら心配入りませんが、これが慢性的になってしまうと、より多くの力で引っ張り返さないといけなくなります。
今、体のどこかに凝っている場所や痛みのある場所はありませんか?
ほとんどの場合そこは、捻れた体がこれ以上崩れないように食い止めてくれている場所になります。
自分を守るためのストッパーの働きをしてくれています。
凝ってるから、張ってるから、痛いから
そう言ってそこを揉んだり、ほぐしたりしてしまうと、ストッパーの効果がなくなり体は崩れてしまいます。
人間の体には、自然治癒力と言って、自分で自分を治す力を持っています。
この力が、体の捻れを解き、本来の自分の体に戻してくれます。
その流れの中で、痛みや症状が自然と癒やされていきます。
なかなか痛みが取れない、症状が改善しない方は、
疲労やストレスの蓄積により、自分自身の治す力より、体の捻れがひどくなっています。
また捻れている体は、複雑に絡みあっています。
今はワイヤレスイヤホンが主流になりましたが、コード付きのイヤホンを鞄の中に入れて置いて、いざ使おうと思ったら絡み合っていた。そんな経験は誰かしら一度はあるはずです。
まさにそのような状態です。
絡みあったコードを無理に引っ張ってしまうと壊れてしまいます。
体も同様に、捻れを無理に力を入れて戻そうとすると、余計体を痛めてしまう場合があります。
手当てでは、その人の絡みあった元を独自の検査で探していき、本当に体が触れて欲しい点に手を当てます。
すると、絡みあったものが自然と解かれていき捻れが整います。
捻れが整うと、呼吸が自然と深くなり、体がリラックスしていきます。
その状態が自然治癒力が満ちてきているサインです。
余計な捻れがなくなると、体が崩れる心配がないのでスッとパーの役目もしなくてよくなるので、凝りや張り、痛みしびれが改善されていきます。
症状は本来、治すものではなくて、治るものです。
手当ても同様に症状を治すためにほどこすのではなく、症状が治る本来の体に戻すために行ます。
本来の自分の体に戻ると、必ず日々の生活を軽やかに過ごすことができます。
症状が改善されるだけでなく、体と心に余裕を持って日々を過ごせるので、充実感も自然と増してきます。
「自分の人生は楽しいと心から思っていただく、きっかけを提供する。」
これは、なかひら整骨院の理念です。
この理念を実現してくれるのが、手当てであると、私は確信しています。
これからも、1人でも多くの方に、手当ての素晴らしさを感じてもらえるよう、日々大切に手当てを届けていきます。
お電話ありがとうございます、
なかひら整骨院でございます。